6月から7月の風物詩である紫陽花(あじさい)が今年も満開を迎えています。
善光寺平土地改良区が管理する裾花幹線導水路にも紫陽花が植えられており、この時期は色鮮やかな紫陽花を楽しむことができます。

紫陽花の色の違い
紫陽花の花は育つ環境によって花の色が変わります。
青い紫陽花の仕組み
紫陽花の花は土が酸性になっている場合は青い花が咲きます。
これは紫陽花が土の中にあるアルミニウムを吸収し、紫陽花の花に含まれるアントシアニンと反応することで青くなるためです。
土が酸性になると石や土に含まれるアルミニウムが溶け出して植物に吸収されやすい形に変わります。
アルミニウムというと銀色の金属を思い浮かべるかと思いますが、アルミニウムのかたまりがあるわけではなく、土の中のアルミニウムは様々な石の中に含まれています。裾花川周辺は凝灰岩による白い地層がよく見られます。この凝灰岩の中にもアルミニウムは含まれています。
赤い紫陽花の仕組み
赤い紫陽花は育つ土が中性かアルカリ性になっていると咲きます。
中性かアルカリ性の土ではアルミニウムが溶け出しづらく、紫陽花に含まれるアントシアニンと反応することがないために、アントシアニンの赤い色がそのまま紫陽花の花の色として出るためです。

裾花幹線導水路の紫陽花の多くは赤い色をした花を咲かせているため、この土はアルカリ性か中性に近い土になっているということですね。
満開の紫陽花の景色を見に裾花幹線導水路までぜひお越しください。